侍Jに危惧される数々の「組織的不具合」…井端監督へのサポート体制は脆弱、大谷VIP待遇はどうなる?

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前回大会では大谷がらみのトラブル発生

 まして、大谷が侍J入りするとなれば、相応の待遇が不可欠だ。

 前回大会時は米国のキャンプ地から東京を経由し、チャーター機で名古屋入り。新幹線で大阪、東京に移動する際には、自身がスポンサー契約を結ぶ「BOSS」のスーツ着用が特別に認められた。

「今回も名古屋で行われる中日との練習試合から合流するとすれば、侍Jは大谷へのチャーター機の手配はもちろん、名古屋から強化試合がある大阪、さらに1次ラウンドが開催される東京への移動に特別態勢を敷く必要があるでしょう。大谷は前回大会時、ファンや他の乗客への配慮もあり新幹線での団体行動に難色を示したと聞いている。まして今回は前回以上に人気、注目度がアップし、真美子夫人と結婚して幼い子どもとペットのデコピンの家族も抱えている。大谷が家族と一緒に行動するかはともかく、他の選手と同じ待遇というわけにはいかないでしょう」(前出の関係者)

 前回大会の日本滞在時には、トラブルが起きたという。さる球界OBがこう明かす。

「大谷は投手兼野手として、他の選手の倍以上の練習、調整時間を要する。1日10時間といわれる睡眠時間も確保しないといけない。一方、侍メンバーはグラウンド外にもやるべきことがある。スポンサーやライツホルダー関連の仕事です。練習場所は試合会場の東京ドームでやりくりしたものの、グラウンド外の仕事の調整がうまくいかず、関係者を右往左往させた。マネジメントを担当する侍ジャパンと大谷とのコミュニケーション不足が招いたともっぱらです」

 井端監督は栗山前監督とは違って大谷との関係性は薄い。大谷にとって栗山前監督は日本ハム時代の恩師で気心が知れていた。本来は予定になかった米国との決勝戦での抑え登板も栗山監督だったからこそスムーズに事が進んだといっていい。

「栗山前監督でさえ、大会前の宮崎での強化合宿中、日本製ロジンの使用以外に、『大会本部に100個くらい要望を出した』ものの、『全然通らないけど』と表情を曇らせていたほど。やることなすこと、WBCIやMLBの許可がいる。しかも大谷の起用はドジャースとの密なコミュニケーションが必要。ドジャースの要求ばかりのんでいては、井端監督は思い切ったタクトを振れない。大会本部やドジャースに対して、毅然とした交渉力が求められる。大谷の生活環境も含めて、侍Jの強力なバックアップが不可欠です」(前出のOB)

 ライバル国よりも組織として権限がない侍ジャパンが、井端監督をしっかりとサポートし、大谷を満足させることができるのか。

  ◇  ◇  ◇

 ところで大谷といえば、その「意外な発言」が注目を集めている。WBC参加にあたり若手選手へのメッセージを求められたときのこと。そこで話したことが、どうやら佐々木朗希にとってはこれ以上ないほど耳が痛い内容だったというのだ。いったいどういうことか。

【もっと読む】ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘

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