「嫌だ。だって俺まだ伸びしろがあるもん」47歳の山本昌さんは同時引退の誘いを一蹴してそう言った
その1カ月後の8月28日、昌さんはその言葉通り、ヤクルト戦で5勝目を挙げて自身のプロ野球最年長先発登板、セ・リーグ最年長登板、最年長勝利記録を48歳0カ月に更新。しかも、この試合で5年ぶりの安打となる適時打を放ち、俺が持っていたセの最年長安打、打点記録(44歳8カ月)も塗り替えたのだ。
プロ30年目の昌さんはこの年、16試合登板で5勝2敗。異次元の「伸びしろ」を見せた。
これは余談になるけど、昌さんはめちゃくちゃ記憶力がいい。2人で昔話をしていると、「よくそんなこと覚えとるなあ」「そんなことあったっけ?」といつも感心させられる。俺自身、とっくに忘れていたことも、自分のことのように覚えているから、ホントすごいよ。



















