350勝の米田哲也元投手は長生きしすぎの哀しみを教えてくれた 家賃5万円のアパート代を8年滞納

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 識者たちは「高齢者よ、生き甲斐を持て!」というが、新しいことを始めようという関心も根気も失せた。まさに「生きる屍(しかばね)」状態である。

 話は変わるが、昨年3月、プロ野球で金田正一に次ぐ350勝投手の米田哲也(88)が、スーパーで缶酎ハイ2本(計303円)を万引して逮捕されたというニュースは、我々世代にはショックだった。

 それから1年が経ち、米田の近況を週刊新潮(4月16日号)が報じている。彼は窃盗罪で20万円の罰金刑を受けたそうだ。今も元女優の妻と築50年の木造アパートに住んでいるが、大家に言わせると、状況は変わらず、月5万円の家賃は約8年分滞ったままだが、「もはやご高齢で支払いは無理だと思っています」と諦めているようだ。

 米田は週2回、高齢者施設に行って麻雀をやるのが楽しみだが、「賭けんとやっとる」そうだ。あとは東野圭吾などの推理小説を読むことと、たまに居酒屋が不定期に開くトークショーで話をすることがある。先日あったショーで米田は、「僕らの時代はめちゃめちゃ給料が安かった。今の選手の10分の1で、自分がもらった最高金額は年俸1780万円」だったと発言し、会場を沸かせていたという。

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