著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

巨人・阿部監督だけじゃない…暴力、レイプ、出奔…大リーグで取り沙汰された親と娘の事件簿

公開日: 更新日:

 怒った父は娘を名誉毀損で告訴し、黙らせようとするが、この浅知恵はメディアやファンから集中砲火を浴びることになった。

 名のある元メジャーリーガーと娘との間に生じたトラブルで最も忌まわしいのは、03年はマーリンズ、06年はカージナルスでワールドシリーズ制覇に貢献したフアン・エンカーナシオンによる、11歳の娘に対するレイプで逮捕された事件だ。

 引退後、ドミニカ共和国に帰った彼は妻と離婚、子供たちとも別々に暮らすようになったが、子供たちとは定期的に会っていた。

 21年、嵐の日に子供たちに会いに行ったことがあったが、荒天で帰宅できなくなったため、居間のソファで寝ることになった。

 しかし、目が冴えて眠れないため、ロリコン趣味がある彼は11歳になる娘の部屋に忍び込んで悪魔の所業に及んだ。娘は途中で目が覚めて部屋を出ようとしたが、父に叱られて抵抗できなくなったため、毒牙にかかってしまったようだ。

 翌日、娘が母親に話したことで悪事が露見し、彼はドミニカの警察に逮捕された。米国のスポーツメディアはこの事件を大きく報じ、彼は野球界が生んだ史上最悪の犯罪者と見なされるようになった。

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