「やってみました!1日1食」船瀬俊介著

公開日: 更新日:

 朝は野菜ジュースを飲むが食事は1日1回というビートたけしや、デビュー当時から30年以上1日1食を貫いているタモリなど、“小食主義”でバリバリと活躍している人は意外に多い。本書では、「3日食べなきゃ、7割治る!」などのベストセラーを持つ著者が、1日1食スタイルの効能を明らかにしていく。

 食事を減らすと、当然ながら空腹感を感じるが、この“空腹ストレス”が人間が誰しも持つ長寿遺伝子を活性化させるという。長寿遺伝子には高い抗酸化作用があり、動脈硬化による心疾患や脳血管疾患、がんなどを防ぐ効果が期待できる。

 また、長寿遺伝子は脳の記憶力を増強させるタンパク質を生み出すことも明らかになっている。明日からでも試してみる?

(三五館 1300円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性