• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

初のエロチックハードボイルドを書いた椎名誠氏に聞く

 空と海と太陽が似合う作家・椎名誠が、初めてエロチックハードボイルド小説を生み出した。新刊「EVENA(エベナ)」は違法薬物をめぐり、男たちが奔走するクライムノベルだ。登場人物全員悪人。ダークな世界観の中に垣間見える人間臭さはユーモラスでもある。着想の源は意外なところにあったようだ。

 今作は、著者自身も新たな試みだったという。

「過去作に多い、私小説やSFでもない。主人公のおれが何者か、場所がどこなのか、いつの時代かもわからない、非常に曖昧な世界でね。自分でも把握していない(笑い)。時間軸をクロスさせながら展開したり、一人称で他視点を描く、まあ実験です。だから書いてて楽しかったですね、自由で」

 主人公のおれは、田舎町の寂れた酒場にいる。違法薬物「エベナ」をかじり、酒で流し込む。雨の中トラックを運転中、突如飛び出してきた男を避け、多重追突事故を起こしてしまったのだ。物語はそこから始まり、予想外の方向へ転がっていく。エベナとは架空の薬物ではなく、実在するそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

  3. 3

    豪雨初動遅れも反省なし…安倍政権が強弁するウソと言い訳

  4. 4

    否定会見で墓穴 古屋圭司議員の“裏金”疑惑ますます深まる

  5. 5

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  6. 6

    検察は動くか アベトモ古屋議員に裏金疑惑が浮上 

  7. 7

    主砲にも日本語でタメ口 エンゼルス大谷「英語力」の謎

  8. 8

    “苦戦の戦犯”は金本監督 阪神の凡ミス多発は意識の低さ

  9. 9

    助っ人はベンチに 阪神・金本監督はロサリオが嫌いなのか

  10. 10

    9月の過密日程より心配 阪神が抱える“ロサリオ・大山問題”

もっと見る