昭和レトロを楽しむ編

公開日: 更新日:

「70年代アナログ家電カタログ」松崎順一著

 大量消費ブームに沸いた1970年代の家電の数々が分かる、およそ530点のカタログを収録。

 白物家電をほとんど作らなかったソニーでは、テレビにかける情熱は他社よりも抜きんでていた。発色の良さが支持された「トリニトロン」のカタログでは、熱帯魚や花などを多用して特徴をアピール。最先端のテレビを洗練されたインテリアと共に写真に収め、豊かな暮らしへの憧れを誘った。街の電器屋さんのイメージが強い東芝は、カタログも親しみやすい作り。当時流行していた若者向けの13型のポータブルテレビは、そのサイズ感を伝えるためカタログに実物大の写真を掲載していた。

 今や貴重な品となった昭和の家電カタログ。見ているだけでも楽しくなる。

(青幻舎 2800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 2

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  3. 3

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 4

    高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み

  5. 5

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  1. 6

    国民が気付いた税収減の危うさ…衆院選“争点つぶし”の副産物「消費税減税反対24.9%」で最多

  2. 7

    大谷翔平のWBC“緊急登板”は本当にないのか?「(自分が投げると)絶対に言う」と栗山英樹前監督

  3. 8

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  4. 9

    高市首相「コラム全消し」炎上やまず…過去発言の“ほじくり合戦”まで勃発で完全裏目

  5. 10

    和久田麻由子vs岩田絵里奈 "女子アナサバイバル”の勝者はどちらに?