• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「人間ドックの9割は間違い」牧田善二著

 毎年、人間ドックを欠かさないという人は多いだろう。しかし一方で、日本人の多くががんで死亡しているのはなぜなのか。糖尿病専門医である著者は、「人間ドックのほとんどの検査には意味がないためだ」と一刀両断する。

 例えば、胃のバリウム検査。これで怪しいところが見つかれば胃カメラ検査を行う、という流れを当たり前のように感じている人がほとんどだ。しかし、粘膜の変色のみで凹凸を生じない早期の胃がんや食道がんは、バリウム検査では見つけることができない。また、大腸がんの早期では出血しないケースがほとんどのため、便潜血検査は役に立たない。

 むしろ、これらの検査を行うことで安心してしまい、がんを放置し悪化させる要因にもなりかねないと本書は警告している。(幻冬舎 780円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    お酌は一切させず 麻木久仁子さんが見たタモリの“別の顔”

  2. 2

    引っ越す度にゾ~…松原タニシ怖くて貧しい事故物件暮らし

  3. 3

    セネガルを苦しめるも…日本があと一歩で勝ちきれない要因

  4. 4

    オリラジ中田が消えたワケ…妥当すぎる正論コメントがアダ

  5. 5

    内閣府の仰天“解釈” 「加計は利害関係者にあらず」の詭弁

  6. 6

    元TOKIO山口達也が5億円豪邸売却へ 収入失い債務資金枯渇

  7. 7

    ゲストプレー中もパット練習…男子ツアーを貶める片山晋呉

  8. 8

    低迷阪神は内紛秒読み…金本監督と選手に不穏ムード漂う

  9. 9

    虐待問題解決の本質とは 黒川祥子さんが取材経験から語る

  10. 10

    4番不在の阪神・金本監督 “禁断の果実”中田翔に手を出すか

もっと見る