「プレシャスブルー」NHK取材班

公開日: 更新日:

 フリーダイバーの二木あいさんと海の主・マッコウクジラの「出会い」と「交流」を追ったフォト・ドキュメント。

 これまで、フリーダイビング(素潜り)ならではの近さで魚やアシカ、カメなど海に生きる生き物たちと交流し、自ら撮影してきた二木さんは、「水中表現家」と名乗り、「私たちと母なる自然はつながっている」というメッセージを伝えてきた。そんな彼女がテレビの取材班と共に、カリブ海でマッコウクジラの撮影に挑んだ2週間の旅に密着する。

 場所はマッコウクジラが子育てをしているというカリブ海に浮かぶ島国・ドミニカ国(ドミニカ共和国とは別の国)。世界中に張り巡らされた二木さんのダイバー仲間のネットワークからこの島にはマッコウクジラと友だちになった男がいるとの情報を得て選ばれた。

 25年前からこの島でホエールウオッチングを手掛け、マッコウクジラの習性や個性を知り尽くしているその人・アンドリューさんの案内でさっそく海へ。すると撮影初日から、まるで彼女を歓迎するかのように次々とマッコウクジラが現れる。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界