まっとうな幸せとは何かを考える本特集

公開日: 更新日:

「幸せの日本論」前野隆司著

 著者は脳科学・ロボット工学者で、皆が幸せになれる「日本型の社会のシステム」を提案。今流行の日本論や日本人論は否定的で、毒があって面白いが、批判で終わる。本書は逆だ。肯定的にとらえ、建設的に展開する。

 例えば日本人の10の短所(裏表がある・考えをはっきり言わない・必要以上に謝るなど)を「長所」ととらえるところから始めているのがわかりやすい。さらに、社会は近代西洋型(勝ち残りゲーム式)よりも、日本型(全体が調和し共生する)のほうが幸福で平和だと説く。その根源は「日本文化の中心が無である」という考察には奥行きを感じる。(KADOKAWA 840円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網