• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝」南條竹則著

 19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで爆発的な人気を誇った挿絵画家ルイス・ウェイン。日本人にはなじみが薄い名だが、彼の絵を使った絵はがきがあの夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場すると聞くと、急に親しみがわいてくる。

 ウェインの絵の特徴は、猫たちが擬人化され、時には服まで着て、人間と同じ表情や行動をしていることだ。

 漱石がロンドン留学していた時期は、ウェインの人気は絶頂にあり、彼の描いた猫の絵が本や雑誌、絵はがきにあふれかえり、作家の作品に何らかのヒントを与えたとも思われる。本書は、イギリス人の猫に対する見方を変えたといわれるそんな猫画家の人生を、作品と共に紹介するビジュアル新書。

 不登校児だったウェインは、23歳のときに家族の反対を押し切り妹の家庭教師だった10歳年上のエミリーと結婚。直後にエミリーが乳がんを患っていることが分かり、病床の妻を慰めるために飼ったピーターという白黒の子猫が、その後のウェインの運命を決めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  3. 3

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  4. 4

    崩れた圧勝皮算用 安倍3選という「終わりの始まり」<上>

  5. 5

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  6. 6

    内部留保が過去最高446兆円 貯め込んでいる大企業はココだ

  7. 7

    安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ

  8. 8

    吉澤ひとみの逮捕で…「元モー娘。」相次ぐ謝罪の違和感

  9. 9

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  10. 10

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

もっと見る