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「ねこニコ漫画」南幅俊輔写真、永谷せん漫画

 外で暮らす猫たちは野良猫と呼ばれるが、厳しい環境の中でも自由にたくましく生きる彼らを、本書では“ソトネコ”と呼ぶ。北海道から沖縄まで、およそ2000匹の個性豊かなソトネコを撮影し、猫たちの悲喜こもごもな暮らしぶりが分かるユニークな写真を掲載。猫たちの心の声を想像して描いた、ゆる~い2コマ漫画とともに紹介していく。

 本書によると、ソトネコは日本の南西に多く暮らし、瀬戸内海や九州上部沿岸、東海から千葉の沿岸など、漁業関係者が多い地域にかたまって見られるという。愛知県の佐久島では、漁師のお宅の道具が散乱する庭に、我が物顔のサバトラ猫が寝そべる。漁網をふんわりとまとう姿は、まるでスペインの女王様だ。

 ソトネコの一年の生活も写真で解説。春には昼夜を問わず明け暮れる縄張り争奪、秋には廃屋を利用した台風対策など、忙しい人生(猫生)も垣間見ることができる。(松柏社 1500円+税)

【連載】ザッツエンターテインメント

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