• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「自衛隊のリアル」瀧野隆浩著

 2014年7月に安倍政権が集団的自衛権「行使容認」の閣議決定をしたとき、著者は「ヤバい」と思った。法案は自衛隊のリアルと違うところにあるからだ。2004年にイラク復興支援活動に行ったとき、陸上自衛隊は「占領軍アメリカ」の「仲間」と見なされないように、砂色の米兵の戦闘服とは違う緑色の迷彩服を着用し、目立つように日の丸を縫い付けた。だが、自衛隊は13回も攻撃を受け、そのうち4回は宿営地に着弾。ロケット弾が鉄製の荷物用コンテナを貫通したこともあった。自衛隊は実際には〈戦闘状態〉にあったのだ。

 防衛大出身の著者が、知られざる自衛隊の〈リアル〉を証言する。(河出書房新社 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  3. 3

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  4. 4

    「江戸むらさき」磯山良司さんが実家ラーメン店で働くワケ

  5. 5

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  6. 6

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  7. 7

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  8. 8

    「ボラ申し込まなければいい」発言 IOCコーツの正体とカネ

  9. 9

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  10. 10

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

もっと見る