最新刊「健康本」特集

公開日: 更新日:

「カラダにいい!がカラダを壊す」亀田圭一著

“カラダのためになるから”と、頑張って運動を続けている人も多いことだろう。しかし、そのほとんどがカラダのためになっていない可能性があると、多くのアスリートを指導してきたコンディショニングトレーナーの著者は警鐘を鳴らす。その最たるものが、ジョギングだ。走っていると呼吸が速くなるが、たくさんの酸素が取り入れられているかに見えて、実は1回の呼吸は浅く、酸素量も減っているため、交感神経が刺激されて血管は収縮する。一方、心拍数は上がるため心臓が送り出す血液の量は増え、細くなった血管の中を大量の血液が流れることで、血管内皮が傷ついてしまうのだという。

 カラダに優しいウオーキングや、筋肉を傷めないストレッチなど、正しい運動法も紹介する。(日本経済新聞出版社 850円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情