「介護で会社を辞める前に読む本」山下哲司著

公開日:  更新日:

 近年、毎年10万人が介護を理由に職場を離れているという。人ごとではない。明日はわが身かもしれない。特別養護老人ホームでは入所を待つ待機老人が長蛇の列をなす。今後ますます要介護者は増え続けるだろう。

 どうしよう? という差し迫った課題に対して、著者はひとつの解決策を提示している。それは「リハビリ型デイサービス」。専門の器具とプログラムを使ったリハビリによって、運動機能を回復、あるいは維持し、それによって当たり前の自立した生活を送ることを目指す新しい発想のデイサービスだ。

 著者はリハプライドFCというフランチャイズビジネスを展開し、全国120カ所でデイサービス施設を運営している。要支援、要介護の認定を受けている人が、介護保険を使って利用できる。高齢者を子ども扱いせず、介助はできるだけしない。マシンを使ったリハビリは負荷が少ないものだというが、スポーツジムのようにも見える。実際にリハビリをして、自信と誇りを取り戻した人の体験談も紹介されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  2. 2

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  3. 3

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  4. 4

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  5. 5

    広島対策は“丸投げ”? 巨人スタッフ会議で投打コーチ言及

  6. 6

    常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概

  7. 7

    巨人は先発6人以外“全員中継ぎ” 勝利の方程式を追加構想

  8. 8

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  9. 9

    ドラ1左腕も“被害者”か…岩隈加入で巨人若手が行き場失う

  10. 10

    ボールの下にバットを入れる“ホームラン打法”に対する誤解

もっと見る