【遺品の整理】大事な遺品の残し方を学ぶ

公開日: 更新日:

「『デジタル遺品』が危ない」萩原栄幸著

 高齢者でもパソコンやスマホを使うのが当たり前の現代。悩ましいのは家族が亡くなった際にいろんな契約解除をするためのパスワードがわからなくなっていたりすることが多い、という事態だ。著者は元大手銀行員でセキュリティー・マネジメントの専門家。紹介された実例は怖いものばかり。亡父のパソコンを開けたところ愛人との不倫旅行の写真がどっさり、なんていうのはいかにもありそう。急死した夫がFX(外為証拠金取引)で大損した負債を未亡人が背負うことになった話は怖いの一言。

 本書は自分のデジタル遺品から自分が遺族になったときのデジタル遺品への対応法までくわしく紹介している。(ポプラ社 780円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃