「認知症がイヤなら『腸』を鍛えなさい」新谷弘実著

公開日: 更新日:

 日本の認知症患者は2012年時点で約460万人。予備群も含めると800万人を超えているという。そのため、認知症の発症リスクを減らす脳トレなどが注目されているが、日米で35万例以上の胃腸内視鏡検査を行ってきた著者は、腸の環境を整えることこそが認知症予防の要であるという。

 腸は脳に次いで神経細胞が多い器官であり、腸と脳が双方向に影響し合う「腸脳相関」という働きにより、腸内環境は脳の働きに多大な影響を与える。

 腸を若返らせたいなら、体内酵素を補う食品を取るのがお勧めだ。野菜や果物、そして刺し身など、生で食べる食品がいい。

 また、とくに有効なのが発酵食品。納豆やぬか漬けは体内酵素を増やすため、積極的に食事に取り入れよう。(SBクリエイティブ 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相

  5. 5

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  1. 6

    野球少年らに言いたい。ノックよりもキャッチボールに時間をかけよう、指導者は怒り方も研究して欲しい

  2. 7

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  5. 10

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?