「『これ』を食べればサプリはいらない」田村忠司著

公開日: 更新日:

 医療機関専用サプリメントのメーカー社長である著者は、「市販のサプリメントを飲むぐらいなら食材を食べよ」とアドバイスする。市販のサプリメントには信頼性が担保できないものが多いためだ。

 例えば今、天然由来ではない合成サプリメント原料の大半は中国で作られている。そして、製品化されてしまえば衛生管理や安全管理については極めて分かりにくくなる。他にも、サプリメントの添加物として多用される乳糖に対してアレルギー反応を示す人も少なくない。そして、症状が出るのが遅い遅発型の場合、サプリメントが原因とは思わずに飲み続け、症状を悪化させるケースもある。

 貧血、肥満、性欲減退など、サプリメントに頼らずに済む、お悩み別のお勧め食材も紹介する。(東洋経済新報社 1300円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言