「大きくなる日」佐川光晴氏

公開日: 更新日:

「危機的状況を何とか乗り越えたとき、当の本人は『これでよかった』とホッとするだけですが、周りからは、それが大きくなった、成長したと見えるんですね。ぜひ、それぞれのギリギリの踏みとどまりを楽しんでください」(集英社 1500円+税)

▽1965年、東京生まれ。北海道大学法学部卒。2000年、食肉処理場で働きながら書いた「生活の設計」で第32回新潮新人賞を受賞し、デビュー。11年「おれのおばさん」で第26回坪田譲治文学賞受賞。同作が評判を呼び、以降「おれたちの青空」「おれたちの故郷」とシリーズ化。その他、長年の主夫経験をまとめた「主夫になろうよ!」など著書多数。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動