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「天気のしくみ」森田正光、森さやか、川上智裕著

 近年、豪雨が多発しているが、長い時間、同じ場所に降るのが「集中豪雨」だ。大雨を降らせる積乱雲の寿命はほぼ1時間なのに、同じ場所に何時間も降り続けるのはなぜか。

 2014年8月の「広島豪雨」のときは、広島の上に線状降水帯がかかっていたが、南から暖かく湿った風が吹いて中国山地にぶつかり、積乱雲が発生。普通は上空の風に流されるが、その後も同じように南風が山にぶつかって次々と同じ場所に積乱雲が発生し、同じコースで雲が進んだため、3時間で220ミリという前代未聞の豪雨となったのだ。

 ほかに、竜巻や爆弾低気圧など、災害の原因となる気象のしくみをわかりやすく説明。

(共立出版 1500円+税)

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