「消えたフェルメール」朽木ゆり子著

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 1990年、米国ボストンの美術館から盗まれ、いまだに行方が分からないフェルメールの名画「合奏」。美術界最大のミステリーといわれる事件の真相に迫るノンフィクション。

「合奏」は、個人コレクターの収集品を展示する邸宅美術館からレンブラントの作品などとともに盗まれた。当時、フェルメールの知名度は現在ほど高くはなかった。しかし、フェルメール作品はなぜかそれまでにも何度も盗難に遭っていた。過去の事件を検証、さらに事件当日の犯人の行動などを詳細に分析しながら、なぜ数ある館内の美術品からフェルメールが選ばれたのかを推察する。

 報奨金目当てに有象無象が名乗りを上げ、事件が複雑化していく捜査の過程を解説しながら、最新の捜査情報を報告する。

(集英社インターナショナル 860円+税)



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