「ゴミ清掃芸人の働き方解釈」滝沢秀一著、田中茂朗編

公開日: 更新日:

 お笑い芸人で、ゴミ清掃員でもある著者は、どちらが本業で、どちらが副業かなど、気にしない。大切なのは生きることで、仕事はそれに付随するものだと思っているからだ。

 父親は死の床にあっても仕事に行こうとしていた。その姿を見て、仕事とは洗脳であり、宗教と言っても過言ではないと感じたという。そうした仕事という絶対的な教祖から洗脳を解くには、働き方改革よりも働き方「解釈」が必要だという。

 会社は法は守るが社員は守らない。ゆえに働き方を解釈する力を身に付け、会社の本質を自分の目で見極め、迫りくる選択を取捨するしか自身を守る方法はない。その見極めにこれまでのダブルワークの経験が役立ってきたという。

 働く現場で仕事とは何かを問い続ける生き方エッセー。

(集英社インターナショナル 858円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る