著者のコラム一覧
楡周平作家

1957年、岩手県出身。慶応義塾大学大学院修了。米国企業在職中の1996年に発表した「Cの福音」がベストセラーに。翌年から作家業に専念。著書に「プラチナタウン」「ヘルメースの審判」「サリエルの命題」など多数。

(77)プロジェクトごとに集合離散

公開日: 更新日:
イラスト・遠藤拓人

 役員たちの間から、どよめきが起きた。

 そんな中にあって、

「外部に人材を求める?」

 またしても枝島が一際大きな声を上げた。 

「もちろん、社内のリソースでの新型車の開発は継続するが、素晴らしいコンセプトを持ち、かつ技術力もあるにもかかわらず、資金面で… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,166文字/全文1,307文字)

【連載】ラストエンペラー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?