「脳休瞑想」グラヴィティヨガ協会著

公開日: 更新日:

「脳休瞑想」グラヴィティヨガ協会著

 日本は不眠大国の一面を持っており、OECD(経済協力開発機構)の調査によると加盟33カ国中、睡眠時間はワースト。脳や体に影響を及ぼす不眠負債が問題視されている。寝付けない、就寝途中で目が覚めるなど慢性的な睡眠不足が続くと、脳が休息不足になり、自律神経が乱れる。自律神経は睡眠時も交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、良質な睡眠へとつながるという。

 まずは自律神経を整え、口呼吸より眠りが深くなる「片鼻交互呼吸」を紹介。親指で右鼻を閉じて左鼻で息を吐き切り、次にゆっくり長く息を吸う。5回を目安に左右の鼻で行うとよい。また横になったまま、両手をお腹に当てながらの腹式呼吸も就寝前に行うとリラックスする。

 そうした呼吸に基本のほか、脳を休め眠りを促すヨガを写真付きで紹介。巻末には脳疲労を取り除く瞑想プログラムのQRコード付き。

(幻冬舎 1540円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲