「イオラと地上に散らばる光」安壇美緒著

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「イオラと地上に散らばる光」安壇美緒著

「僕」はタレントのマンションの前で「張り込み」をしていたとき、東光新聞ライブラリーでネットメディア「リスキー」の編集をしている岩永清志郎に声をかけられ、専属のアシスタントになることに。

 新宿で刺傷事件が起き、岩永から現場の写真を撮ってほしいと依頼がきた。若い母親が乳児を抱いたまま、夫の職場で上司を包丁で刺したのだった。ワンオペ育児に疲れたのが動機だという。「萩尾威愛羅(いおら)」という名のインパクトもあって、SNS上で炎上、「彼女は私だ」という擁護派と否定派の論争が起こる。そして、「第二のイオラ事件」が……。

 SNSを舞台にした事件を描く問題作。 (KADOKAWA 1870円)

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