話題作続々、演技評判の石原さとみ 台詞はウロ覚えだった

公開日: 更新日:

――オファーを受けた時の感想は?
「本を読んでとても面白いと思ったので、素直にうれしいと思いました。それに久々に中田(秀夫・監督)組に参加できるのでわくわくしました」

――叶絵を演じるにあたって注意した点は?
「『男』に操られている最中は無意識という設定なので、操られ方は他のみんなと統一しなければいけません。たとえば、私が本を取られた時、その手は下ろしていいかどうかなど、すごく細かいところまで、監督や私よりも前に撮影を終えた方たちに教えてもらいました」

■太ももをパンパン

――藤原さんや山田さんと共演して勉強になった点は?
「集中力の高め方ですね。藤原さんとはこれで3度目ですが、なんといっても目力が凄い。映画の中で初めて藤原さんと相対するシーンで“あ、これは藤原さんの映画だ!”って思いました。だって、人間を操るなんて普通ありえないじゃないですか。でも、藤原さんが演じるとリアルに見えるんです。他の俳優さんじゃ想像できませんよね。山田さんは切羽詰まったお芝居の時の気持ちの持っていき方、凄いなと思いました。演じる前に太ももとかの大きな筋肉をパンパンと叩いて、体温を2、3度上げるんです。今度から私もやってみようっと」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る