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安倍政権批判を“遺言”に…タレント大橋巨泉さんが死去

 タレントの大橋巨泉さん(82=本名・大橋克巳)が死亡していたことが分かった。巨泉さんは4月11日に都内の病院に緊急入院し、5月下旬に集中治療室に移ったが、この12日、千葉県の病院で急性呼吸不全で亡くなった。

 巨泉さんは05年に胃がんの手術をし、13年には咽頭がん、14年はリンパ節がん、15年に肺がんを発症。今年2月には左鼻腔内のがんと闘ってきた。昨年11月には腸閉塞の手術を受けている。

 巨泉さんは早大在学中からジャズ評論家として活動。伝説的お笑い番組「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」のほか「11PM」や「クイズダービー」などの人気番組の司会者を務めた。01年7月の参院選で民主党(当時)の比例代表候補として当選。だが、海上自衛隊のインド洋派遣をめぐる党の決定に反対して、02年1月に議員を辞職した。

 94年から週刊現代に「内遊外歓」というコラムを連載していたが、体調不良でこの春から休載。6月27日発売号で連載が最終回を迎え、その際、「このままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです」と安倍政権を批判する文章を盛り込んだことが話題になった。

 巨泉さんの妻・寿々子さんは20日、「約11年間の闘病生活を勇敢に闘ってきました」「特に4月からの3カ月間は死を覚悟し、全てを受け入れ、一言の文句も言わず、痛みも訴えずに、じっと我慢をしてくれました」とのコメントを発表した。

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