女子大生・宮崎美子の人生を変えた篠山紀信の“1枚の写真”

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 ほかにもオシャレな女子大生が20人ぐらい集まっていました。篠山さんは大きな鋭い目で一人一人をご覧になってて怖かったですね。中にとても美しい方がいて、篠山さんが「お姉さんにはホントにお世話になってます」なんておっしゃっていました。後でわかったんですが、真野あずささんでした(姉は女優・真野響子)。私はといえば地味なグレーのニットの上下にノーメーク。場違いな雰囲気に落ち着かなくて、控室を出て歩き回っていたら、ほっぺたが真っ赤っかに……。選ばれるなんてとても思えませんでした。

■「カメラのCMに出ないか?」と電話が

 それでもオーディションの後、また呼ばれて上京し、六本木にあったスタジオに行ったのが、1979年の11月の終わりか12月ごろです。どんなお洋服で撮るのかな、どんなお化粧かなってすごく期待したのに、10分ぐらいでチャチャッと整えて、白のシャツに紺色のVネックのセーター……着て行ったのと大して変わんないお洋服(笑い)。

 撮影も道路沿いのちっちゃな公園でノートを持って立たされ、10分ぐらいで終わり。別れ際、篠山さんは私の肩を叩いて「惜しかったね。もうちょっと若ければ、タレントにでもなれたのかもしれないのにね」って。

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