公開中の映画「フレンチ・ラン」 金正男殺害の手口と酷似

公開日: 更新日:

 金正男殺害事件の真相を探る報道が連日続いているが、最も異様なのは実行犯の女2人の証言だろう。彼女らはネットアイドルを自称したり、テレビのバラエティー番組の収録と思っていたなどと、にわかには信じがたいとっぴな言い訳に終始している。

 要は黒幕にだまされ操られただけというわけだが、映画「フレンチ・ラン」(4日公開)に、そんな彼女らの言い分を予言するかのようなシーンがあるという。映画批評家の前田有一氏が指摘する。

「テロ集団がフランスの極右政党ビルを爆破すべく、若い女の実行犯に爆弾入りの紙袋を持って潜入させる場面です。ところが実は彼女は親しい男性に頼まれただけで、自分が大量殺人犯になるとは思っていないのです。組織に捨て石としてスカウトされた点など、金正男事件の証言と符合しており、時節柄あまりにも不気味です」

 映画は英仏米合作のクライムアクションで、主人公は偶然この女から紙袋を盗んでしまう凄腕のスリ(リチャード・マッデン)。そのため爆破テロ犯と疑われてしまい、当局とCIA捜査官に追われる展開となる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深