著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる

公開日: 更新日:

 男性4人組のムード歌謡コーラスグループ「純烈」といえば、中・高年の女性ファンが多い。中年のアイドルグループという位置づけだ。

 その純烈に関して最近、「ハァ?」と声をあげたくなる話題があった。メンバーのひとり、岩永洋昭(44)が来年3月末で卒業すると発表されたのだ。

 メンバーが脱退するという話はよくあることで、とくに珍しくはないはずだが、岩永の場合は小田井涼平との入れ替わりで昨年1月に加入したばかり。入って1年半で脱退を決めたのだから、「なぜ?」という声があがり、グループ内の“不仲説”まで出てくる始末だ。

 岩永は加入前はモデルや俳優として活動していたが、知名度はそれほどでもなかった。新メンバーとして大きな話題となり、ダンス未経験ながら猛特訓してがんばってきた。その努力を見て純烈ファンも受け入れ、人気も急上昇。収入も加入前とは一変している。

 今回、脱退について岩永は「充実した日々の中で家族と過ごす時間がなくなっていたことを自分なりに考えた結果」と、その理由を明かしている。

 これは本音だろう。岩永には妻と8歳になる娘がいる。これまでの生活なら家族との時間は十分に取れていたはず。ところが、純烈の活動はかなりハードだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手