風邪薬は要注意…前立腺肥大なら知っておくべき4つのポイント

公開日: 更新日:

「1週間以上、薬を継続して服用すれば症状はよくなります」

 ただ、薬を服用する時は、前立腺がんの有無を調べる腫瘍マーカー「PSA」の数値の見方に気を付けなければならない場合がある。

「肥大症の治療薬アボルブ(5α還元酵素阻害薬)は、男性ホルモンの前立腺での作用を抑え、前立腺を小さくします。するとPSAの数値が低くなる。アボルブの服用では、PSAが本来の数値の半分になります」

 つまり、がんでPSAが上がっていても、気付かないことがあるのだ。「泌尿器科医なら薬との関係をチェックしますが、肥大症はありふれた病気なので、専門外の医師が診ているケースも珍しくありません。その場合は、服用薬を自ら申告すべきです」

(3)風邪薬が危険

 風邪薬のほとんどに、交感神経を刺激するエフェドリンの成分が含まれている。

「肥大症の人は、肥大化した前立腺が尿道を圧迫しています。そこにさらにエフェドリンで交感神経が過剰に刺激されると、尿道がぐーっと締め付けられ、尿が出なくなる急性尿閉を起こします。尿がパンパンにたまっているのに出ないのですから、非常に苦しい。管を通して尿を排出させたり、場合によっては手術など、病院での緊急の治療が必要になります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道