ボーッとした時に症状 「大人の斜視」は保険手術で治せる

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 ボーッとしている時、右(左)目は正面を向いているのに、左(右)目は正面より外側を向くようなら、斜視の一種、「間欠性外斜視」の可能性が高い。手術で改善することができる。帝京大学医療技術学部視能矯正学科・林孝雄教授に話を聞いた。

 片方の眼球は正面を向いているのに、もう片方の眼球は別の方向を向いているのが、「斜視」だ。「別の方向」が外側なら「外斜視」、内側なら「内斜視」、上方なら「上斜視」、下方なら「下斜視」という。

 斜視にはいくつか種類があるが、間欠性外斜視は、意識して物を見ている時は両方の目は正面を向いている。しかし、力を抜いている時などに「外斜視」になる。

「もともと斜視はあっても、眼球についている筋肉で目の位置を調整しているので、最初は目立ちません。ところが、少しずつ調整がうまくいかなくなり、片方の目の向きがずれていきます」

 その角度が大きくなったり、頻度が増えたあたりで、他人から「どこを見ているの?」「後ろにだれかいるの?」など、目の位置が“普通”でないことを指摘される。それで悩んで、病院に来るケースが多いという。斜視が目立ち始めるタイミングには個人差があるが、「大人になって初めて気が付いた」という人も少なくない。

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