「言葉が出ない…」 髙山善廣さんが脳梗塞体験を語る

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 入院は1週間。すぐに試合復帰できると思いましたが、右半身の麻痺はなかなかの“ツワモノ”で、結局、復帰までに約2年かかりました。その間、いろいろな方からアドバイスをもらって、体質改善から体力づくりまでじっくり取り組みました。

 まずは水を1日に4~6リットル飲むようになりました。昭和のスポーツマンなので(笑い)、それまでは運動している時も水はほとんど飲まなかった。結果、血が濃くなっていたようです。コーヒー好きなので、水分はもっぱらコーヒーで摂取していました。でも、コーヒーは利尿作用があるので、水分補給にはあまり適していないと教わりました。

 さらに、大きく変えたのは食生活です。今は牛肉と豚肉はまったく食べません。そもそも、日本で牛肉や豚肉が庶民の食卓に並ぶようになったのは戦後のこと。日本人の体をつくってきたのは鶏肉や魚や野菜なんだ……と教わって納得したんです。たしかに、牛肉と豚肉をやめた当時は目覚めがよくなり、血がキレイになっていく実感がありました。今はもう、それが普通になりましたけど。


 若い頃は40歳を越えたらリタイアしようと考えていましたが、カムバックしてからは意識が変わりました。「まだやれるのに引退するのは失礼だ」と思うようになったんです。これは、同じレスラーである小橋建太氏が、がんで引退を余儀なくされたことも大きく影響しています。だから、やれるうちはやりますよ。右足はいまだに感覚が鈍くて、できなくなった技もあります。でも、自分より強いやつはなかなかいないんで大丈夫です(笑い)。

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