がん、歯周病、虫歯…口腔内トラブルは“光”を使って治す

公開日: 更新日:

 歯科医というと、ドリルで虫歯を削るイメージしかないという人がほとんどだろう。しかし、それは間違いだ。最近は「光」を使った新しい機器により、がん検診や歯周病・虫歯治療を行う歯科医院が増えているという。

「口腔がん検診として視診、触診と並び、『口腔内蛍光観察装置』による検査を行っています。これまで30人に行い、4人が“疑いあり”ということで、提携先の歯科大学に紹介しました。結果、60代の女性1人が舌がんと診断され、治療を行いました」

 こう言うのは「ルネス青山デンタルクリニック」(東京・神宮前)の小林建院長だ。

 幸い、この女性は早期がんだったため、放射線治療などで事なきを得た。しかし、発見が遅れていれば、舌を大きく切除することになり、がんが取り切れたとしても食事や会話が不自由になったり、顔が大きく変形するなど大変なダメージを受けていた可能性が高い。

「口腔がんには歯ぐきにできる歯肉がん、舌の下にできる口腔底がんなどがありますが、もっとも多いのが舌がんです。ところが口腔がんを積極的に見つけるための検診が行われていないため、単なる炎症と見られることが多く、発見が遅れる傾向があります。気が付いた時には手遅れのケースが少なくありません」(小林院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外