酷使や加齢で声帯が変化 しわがれた声は「注射」で若返る

公開日: 更新日:

 最近では加齢に加えて逆流性食道炎の影響で声帯がダメージを受ける人が増えている。

■もともとは皮膚の再生のために開発

 この状況を改善する方法が、褥瘡や皮膚潰瘍治療薬として使われている「フィブラスト」の声帯への注射だ。

「フィブラストは線維芽細胞を増殖する働きがあります。もともと皮膚の再生に開発されたもので、線維芽細胞を増加するとともにコラーゲンの正常化を促すとされています。実際、声帯の線維芽細胞にフィブラストを加えるとヒアルロン酸の産生が促進され、コラーゲン産生が抑制されることがわかっています」

 その効果は抜群で、これまで加齢により声に障害が出た患者に注射したところ89%の成功率を得たという。

「50代の男性教師や90代の政治家の患者さんはこの注射で声を取り戻して職場復帰されました。治療法は簡単で、表面麻酔をしたうえで、内視鏡で注射位置を確認しながら左右の声帯それぞれに0.1㏄ずつ注射するだけ。これを1週間に1回、4週行います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒