薬に頼らずおいしく楽しく 嗜好品を保健指導に取り入れる

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 オメガ3脂肪酸が多いのはサバなどの「青魚」。αリノレン酸の多い「クルミ」や不飽和脂肪酸の多い「アボカド」などもいいという。

「青魚は調理が必要ですし、赤ワインは適量が1日グラス1杯ですので向かない人もいるでしょう。平均して誰でも取りやすいのは高カカオチョコレートで、適量は1日20~25グラム(小分けで3~4枚)です。緑茶なら1日4~5杯。αリノレン酸はナッツ類に多く含まれ、食べると10~15%がオメガ3脂肪酸に変化します。クルミなら1日ひとつかみ(30グラム前後)です」

 もちろん食べ過ぎるとカロリーオーバーになるので意味がない。それに食生活のバランス、運動習慣、十分な睡眠などの生活の見直しも併せて大切になるという。

■投薬量が半分になった例も

 嗜好品の指導を開始したら、3カ月後くらいに再検査をして効果を判定する。単に血圧測定や採血だけでなく、脈波検査や内皮機能検査などで血管年齢、血管の硬さ・しなやかさなども調べる。


「薬と同程度の効果は望めません。たとえば弱い降圧薬を使うと収縮期血圧が10弱下がりますが、嗜好品による効果は平均3~5下がるという感じです。効果があまり出なければ途中で嗜好品を変えたり、必要なら薬を併用することもあります」

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