薬に頼らずおいしく楽しく 嗜好品を保健指導に取り入れる

公開日: 更新日:

 椎名医師が2年前から嗜好品の指導を始めたのは、あまりにも情報が氾濫しているからだ。テレビ番組などで「○○を食べると体にいい」と知ると、そればかり食べる外来患者が多いという。サプリメントも高額だったり、まずいものを無理して食べている人も少なくない。医師から正しい情報発信をした方がいいと考えた。

「すでに薬を飲んでいる患者さんでも、2剤を1剤に減らせるケースがあります。どういう人に効果が高いのかは、今後の研究テーマです」

 非常勤の戸田中央総合病院(埼玉県)では週2日、専門に「嗜好品外来」を担当。ちなみに、これらの診療は保険診療の範囲内で行われている。

▽千葉県出身。1996年東京医科大学医学部卒後、同大病院循環器内科入局。戸田中央総合病院勤務(現在は非常勤)を経て現職。〈所属学会〉日本循環器学会専門医、日本高血圧学会専門医、日本睡眠学会認定医など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状