40代以降は要注意 我が家の風呂場やトイレでの死を防ぐ

公開日: 更新日:

 お酒を飲んだ後の入浴は、脱水症状を引き起こしたり、血圧が急に高まり、心臓に負担をかけやすい。酔って注意力が低下して転倒事故を起こすこともある。アルコールが抜けるまでは入浴は控えるべきだ。

 高齢者は、食後に血圧が下がる食後低血圧により失神しやすくなる場合もある。食後すぐの入浴も避けた方が無難だ。体調不良のときや睡眠薬などを服用した後は、気温が低下する深夜や早朝の入浴は注意が必要だ。 

「一緒に暮らしている人がいれば入浴前に一声かけましょう。入浴事故後に発見が早かったおかげで死を免れたケースは少なくありません」

 寒いときはトイレも温めておこう。

「お金に余裕があれば、トイレ用ヒーター、温水暖房便座を準備する以外に、トイレの窓のカーテンや、断熱シートをつけるのも手です。トイレではマフラーやカーディガンなどを身につけましょう。便座には、カバーをつけるのがいいでしょう」

 トイレでの高齢者の脳卒中心筋梗塞の8%は排便中に起きている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景