物忘れを進めるか食い止めるか 分かれ道は飲酒量で決まる

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 たとえばイタリアの調査では、軽度認知機能障害(認知症の兆候が見られる状態)の人のうち、ワインを1日1杯未満摂取している人は、飲まない人より3年半後の認知症発症リスクが85%も低くなっていた。

「しかし、ワイン1、2杯飲んだだけでやめられる人なんてめったにいませんよね。適量でやめられないなら、いっそ飲まないほうがいいのですが……」(米山院長)

 厚労省によると、1日の飲酒量は男性でビール中瓶1本(ワインなら2杯)程度、女性はその半分から3分の2程度が適量だとか。この量を守り続けられるかどうか、そこが分かれ目のようだ。

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