重大病を引き起こすことも くしゃみを我慢してはいけない

公開日: 更新日:

 脳神経外科の専門医で「赤坂パークビル脳神経外科」(東京・港区)の福永篤志医師が言う。

「突然死を招く重大病として知られる『くも膜下出血』最大の原因は脳動脈瘤の破裂です。その発生時の状況を調べた研究では咳が7番目に挙げられており、くしゃみはありません。しかしこれは単発のくしゃみに比べて連続して出る咳の方が血圧上昇が高いからでしょう。連続して出るくしゃみの場合は、咳並みに警戒する必要があるのかもしれません」

 先に紹介した医学雑誌「BMJ」も脳動脈瘤破裂などへの警戒を呼び掛けている。

 目へのダメージも侮れない。「清澤眼科医院」(東京・南砂)の清澤源弘院長が言う。

「くしゃみで白目が鮮やかに赤くなるのは静脈圧が高まり、網膜下の血管が破綻した結膜下出血の場合です。また、くしゃみをしたときに飛蚊症が起きて、調べてみたら網膜剥離や硝子体出血が見つかったというケースもあります」

 くしゃみを止める方法はよく話題になるが、必ず止める方法などないし、止めるのは危険だ。せいぜいくしゃみをするときは口や鼻を軽く覆って、人のいない方向にすることに努めることだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ