心機一転のはずが…転居で“引っ越し不調”はこうして防ぐ

公開日: 更新日:

頭痛腰痛、うつも…

 引っ越し先で、咳、くしゃみ、鼻水などがひどい場合、まずは1週間くらい知人宅やホテルで過ごしてみて症状が治まれば、何らかのアレルギーが疑われる。検査を受けて原因を突き止め、適切な治療を受けた方がいい。部屋を掃除したり湿度を下げる対策は限界があるので、思い切って転居するのが有効だ。

 引っ越しをきっかけに、頭痛、腰痛、肩凝り、倦怠感、いらいらする……といった不定愁訴や、うつ症状に見舞われる人もいる。

 企業の嘱託産業医としてビジネスマンのメンタル相談に乗っている奥田弘美氏(精神科医)が言う。 

「引っ越しは精神的にも身体的にも非常に大きなストレスがかかります。梱包や不要な物の処分、転居のための各手続き、関係先へのあいさつ回りなど、準備段階から非日常な状況が続き、新居に移ってからも荷ほどきや手続きが待っていて、準備のとき以上にハードです。夜の作業で睡眠不足が続いているケースも多い。しかし、たまっている疲労が新生活への期待感で隠されてしまい、自覚できていない人がほとんどです。そうした心と体の疲労がうつの大きな原因になるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」