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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

ダニと蚊が媒介する病気に注意 米CDC疾病対策センター警鐘

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 ニューヨークでは、長かった冬が終わったかと思えばすぐに夏のような天気となり、昨日までは暖房、今日からは冷房という極端な気候となっています。

 そんな中、アメリカCDC疾病対策センターは「この夏はダニと蚊が媒介する病気に注意」するよう呼びかけています。ダニや蚊が媒介する病気の発生が激増しているからです。

 報告されているだけでも、2004年の2万7000件から16年には9万6000件と3倍以上も増加。04年以降、新たな病気も7種類、発見されています。

 そのひとつが09年に発見された「ハートランド・ウイルス」と呼ばれるもの。アメリカ南部から中西部に生息するダニが媒介し、症状はやはりダニによって感染するエールリヒア症に似て、白血球に感染してそれを破壊、場合によっては重篤な症状を引き起こします。

 また、ダニが媒介する従来の病気であるライム病などの感染症も増加傾向にあり、報告されないものも含めると年間30万人が罹患しているとまでいわれています。

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