経口ステロイド薬が減量できる「重症喘息」新薬の実力

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■基本治療が十分に行われていない人も

 なお、「新薬で症状コントロールが可能になれば、いつか薬をやめられるのか?」という疑問に対しては、現段階では「継続が基本」。

 重症喘息における治療の選択肢は増えてきた。

 一方で、喘息治療が適切に行われていない現状を問題視する専門医は多い。重症喘息患者のうち3割は一般内科医が診ており、生物学的製剤を提案されていない患者は非常に多い。また、重症喘息患者の9割は「軽症または中等症」とみなし、約6割が「(症状が)コントロールされた状態」と認識していることを示す意識調査もある。

「重症喘息とされている人の中には、間違った治療でコントロール不良の人もいます。喘息治療の基本は吸入ステロイド薬。しかし、吸入がきちんとできていない」

 新ガイドラインは、専門外の内科医も診断・治療を適切に行える構成を意識しているという。喘息で苦しむ人の減少が期待できる。

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