経口ステロイド薬が減量できる「重症喘息」新薬の実力

公開日: 更新日:

■基本治療が十分に行われていない人も

 なお、「新薬で症状コントロールが可能になれば、いつか薬をやめられるのか?」という疑問に対しては、現段階では「継続が基本」。

 重症喘息における治療の選択肢は増えてきた。

 一方で、喘息治療が適切に行われていない現状を問題視する専門医は多い。重症喘息患者のうち3割は一般内科医が診ており、生物学的製剤を提案されていない患者は非常に多い。また、重症喘息患者の9割は「軽症または中等症」とみなし、約6割が「(症状が)コントロールされた状態」と認識していることを示す意識調査もある。

「重症喘息とされている人の中には、間違った治療でコントロール不良の人もいます。喘息治療の基本は吸入ステロイド薬。しかし、吸入がきちんとできていない」

 新ガイドラインは、専門外の内科医も診断・治療を適切に行える構成を意識しているという。喘息で苦しむ人の減少が期待できる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道