発作のコントロールにはアレルギー性鼻炎治療も不可欠

公開日: 更新日:

 近年、注目されているのが「oneairwayonedisease」という考え方です。直訳すれば、「一つの気道に一つの疾患」となります。

 喘息は気管支の慢性的な炎症によって生じる病気です。

 一方、鼻の慢性的な炎症による病気がアレルギー性鼻炎などです。鼻(上気道)と気管支(下気道)はつながっており、それぞれの炎症は血液中の細胞を介して相互に影響し合っています。

 実際、喘息の患者さんの3分の2以上がアレルギー性鼻炎、花粉症、慢性副鼻腔炎を合併しています。

 つまり、「oneairwayonedisease」は、上気道と下気道という同じ気道に起こるアレルギー性炎症を総合的にとらえて治療を行おうという概念になります。

 一般的に喘息は呼吸器内科が診断・治療を行い、アレルギー性鼻炎などは耳鼻咽喉科が診断・治療を行っているのですが、これら2つの科が手を取り合って治療を行うところが増えています。

 喘息の治療を一生懸命やっても、鼻の病気の治療が不十分であれば、喘息のコントロールはうまくいきません。逆もしかりです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に