発作のコントロールにはアレルギー性鼻炎治療も不可欠

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 喘息発作を繰り返していたある患者さんは、慢性副鼻腔炎で常に鼻が詰まっていました。すると自然と口呼吸になります。口から呼吸を行えば、乾いた冷たい空気が口から入ってくることになります。気管支の平滑筋は冷気にさらされると縮んでしまうため、喘息の症状が出やすくなります。「気管支喘息の口呼吸は肺機能を低下させる」という内容を記した論文も発表されています。

 この患者さんの場合、鼻の治療を行って、鼻呼吸に切り替えてもらうことで、喘息のコントロールがうまくいくようになりました。「喘息患者はそもそも口呼吸になりやすい傾向にある」ともいわれているので、自分が口呼吸かどうかチェックすることも必要だと思います。

(NTT東日本関東病院呼吸器センター・放生雅章センター長)

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