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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

スマホやタブが眠りを妨害 ハーバード大の教授が論文発表

公開日: 更新日:

 最近あまりよく眠れなくなってきたと感じていたら、枕元に置いたスマートフォンやタブレットを疑った方がいいかもしれません。

「スマートフォンやタブレットが睡眠を妨げているかもしれない」という論文が発表されたのは、オープンアクセスの科学雑誌「フィジオロジカル・リポート」です。

 ボストンにあるブリガム&ウィメンズ病院の神経科学者でもあるハーバード大学のジャンヌ・ダフィー教授が、タブレットと睡眠の関わりを探るための実験をしました。20代で健康な9人の被験者に10日間にわたり睡眠ラボで生活してもらい、まず最初の5夜は寝る前にiPadで本を読み、次の5夜は普通の紙の本を読む――という内容です。

 明かりを落とした部屋で眠くなるまで読んでもらったところ、いずれもiPadで読んだ時の方が眠りに就くまでの時間が平均30分長くかかりました。また、同時に睡眠をコントロールするホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられ、レム睡眠(急速眼球運動を伴い夢を見ていることも多い)の時間も短くなっていることが判明。

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