梅毒が若い女性に急増中 症状から治療法まで知るべきこと

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■検査

 感染後1カ月くらいから、血液検査で分かる。

梅毒を疑う症状は出ているのに、検査時期が早いと結果が陰性になることがあります。時間をおいて検査をすれば陽性になると考えられますが、その間に感染を拡大させてしまうかもしれない。感染機会があって、疑わしい症状があれば、検査結果にかかわらず、治療開始が望ましいです」

 症状が、非常に軽くしか出ない人がいる。梅毒が珍しい時代が続いたため“実物”を見たことがないという皮膚科医もいるので、「ウイルス感染に伴う発疹」「風邪薬などの副作用」といった診断になることもある。

「医師が梅毒を念頭に置いて、患者に質問をすることが大事。手のひらや足の裏の発疹は梅毒の特徴的な症状なので、疑わしい人にはそれらを確認するとともに、“覚え”がないかを聞きます。性器などの発疹を調べることもあります」

 ただし、前述のように「身に覚えがなくうつされた」ケースもある。原因不明のしこりやただれ、発疹があれば、梅毒の血液検査を一度受けた方がいい。

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