果物の糖は太りやすく中性脂肪に…食べ過ぎに潜む落とし穴
                        
 ご飯やパンなどの穀類に含まれるブドウ糖は小腸から吸収されます。そして血液に入り、インスリンの力を借りて全身の細胞に配られ、まずはエネルギー源として使われます。余った分が中性脂肪として体にため込まれるのです。
 果物に含まれる果糖は違います。エネルギー源として使われず、ほとんどが肝臓で代謝されて中性脂肪として貯蔵されます。つまり、太りやすい糖なのです。
 しかも、果糖はブドウ糖に比べて血糖値が上がりにくいとされており、満腹感が得にくいため、知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまい、中性脂肪をより体内にため込みやすいのです。
 どうしても果物を食べたい人は、朝食のときだけ時間をかけて、噛んで食べると良いでしょう。間違ってもジュースにしてはいけません。たくさんの果物を使った糖質たっぷりのジュースを寝起きの空腹状態で大量に流し込むのは最悪の取り方です。
                    

                                    
                                        


















