市原悦子さん急逝 心不全は安静から「リハビリ」の時代へ

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 医師や看護師、理学療法士、運動指導士などの指導を受け、そのレベルを探りながら、少しずつ負荷を上げる。金馬は「3時間」だったが、一般に1時間が目安。もちろん、心不全や心筋梗塞のベースにある高血圧糖尿病などの生活習慣病の治療のほか、食生活の改善も並行して行うことになる。

「心臓は筋肉の塊で、そのポンプ機能によって酸素や栄養素が全身に供給されます。ですから、使われないと、筋肉が衰えるように、心臓のポンプ機能も衰えるのです。心臓リハビリは、通院による回復期だけでなく、維持期もコツコツと続けることが大切。そうすると心臓機能が改善したり、血管が広がりやすくなったりするだけでなく、筋肉も増えて生活が楽になるし、運動のリフレッシュ効果で精神状態も前向きになります」

「リハビリの体験話でもしようと思います」と芸の肥やしにする金馬のような前向きさがあれば、厄介な心不全も乗り切れるのだ。

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