がんのはずはないという医師を説得し大腸内視鏡を受けた

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 お腹が痛いと、前から時々超音波検査を受けに行っていた病院で、担当の先生は最初、とても楽観的でした。40歳と若いからがんのはずがない、と。「大腸内視鏡をやってください」と先生を説得し、受けられるようになりました。

 素人でも分かるくらい大きく育ったがんをカメラのモニターで見たとき、先生は気まずそうでしたね。恐らくお腹が痛み始めた2年前から、がんができていたんでしょう。あの大きさにがんが育つまで発見されないなんて、そうはない。でも、先生と顔見知りになるくらい病院へ通っていて、本気でがんの検査をしなかったのは、自分も気持ちのどこかで楽観視していたのかもしれません。がんになるかもしれないけど、自分は母と違うから。子宮じゃないし、大腸だったら、がんじゃないよね、と……。

 大腸内視鏡だけでは悪性かどうかが分からないからと、細胞の採取をし、細胞診に回されることになりました。「この状況を見たら細胞診をしなくても」とは先生は言いませんでしたが、きっとそう思ったはずで、「超特急で出します」と言っていました。


 病院を出て、主人に電話をかけました。医師である主人は、その時間は普段電話に出ません。ところが、つながった。その日は月曜日で、細胞診の結果が出るのは金曜日。「俺も付いていく」と主人は言いました。働き出して以来一度も有休を取ったことがない主人が、「休んで一緒に行く」と。

▽1974年8月生まれ。44歳。北海道出身。モデルとしてCMなどに多数出演。現在は温泉観光実践士協会理事、温泉ソムリエアンバサダーも務める。

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